「学会」と聞くと、あなたはどんなイメージがありますか?
今から10年以上も前、学生なのに競馬週刊誌の競馬ブックを愛読しておりました。
すると、ある日、巻末のウマ科学会・学術集会のお知らせが目に留まりました。
ウマ科学会って、、、何?なに~??
ウマの何を科学するの??
僕は、興味深いものが現れるとついつい突き進んでしまう癖があります(もしかして悪い癖なのか?)。
元々は工学部出身なので、学会の組織の概要は知っていたのですが、
ウマ科学会という「余りに漠然としたカテゴリー」に?が付き俄然興味が湧きました。
そうだ、分からなかったら、行ってみよう!
学会の発表は、生理学、病理学に始まり、運動学、文化に芸術と様々な分野の発表があり、その範囲の広大さに、無限の可能性を感じたのを鮮明に憶えています。
(参考までに、過去のプログラムはこちらからどうぞ。)
さらに、学会員なら誰でも(←ここ重要!)発表出来る!
この様な学会は、世界広しと言えども、ウマ科学会ぐらいではないでしょうか?
こんなに様々な分野があるなら、「僕でも発表できる分野があるはず!」とぼんやりと思いました。この当時、「いつか発表したいな!」と思ったことが懐かしい記憶です。
発表のお陰で、誰も出来ない様なことを経験させて頂いて、嬉しい限りです。
ちなみに、僕がウマ科学会のおかげで得られたものは、、、
自分が知らない新たな知見、現場の方の生の声、取材の方法、国立国会図書館などでの本の調べ方、写真の編集、学会資料の作成方法、ホームページの作り方、など本当に沢山ありますが、
一番はやっぱり、取材先や学会員の方々が温かく接して下さったこと。
つまり、たくさんの思い出、、、これはもちろん、プライスレスです!
もし、あなたが発表したいなと少しでも思っているなら、あるいは躊躇しているなら、
思い切って踏み出しましょう!素敵な未知の第一歩を!!