編集後記 Ⅰ
ホームページを完成させている段階で、5年前から始まった取材のシーンが蘇って来ました。
まず、取材などしたことがなく、非常に拙い対応であった私を温かい心で迎えて下さった馬車の関係者の皆様方に、深く感謝しております。
様々な土地でそれぞれ異なった馬車のかたちを目の当たりにでき、馬車という観光地の「華」に馬への可能性を感じることが出来ました。
それぞれの馬車の記憶が今でもはっきりと私の心に残っているのは、皆様方の温かい表情の奥に、馬車と共に生きるという心の強さがあったからなのではと思っております。
さらに、全国の生馬の神馬を祭っている神社の取材では、様々な神職やその関係者の方々にお会いし、沢山のお話を伺うことが出来ました。
普段なら到底お会いできない方々のお話を伺えたこと、今まで触れたことのない清らかな雰囲気を感じることが出来たことは、深く私の心に刻まれております。
(この取材以来、神社を非常に身近に感じる様になりました。)
本当にありがとうございました。
誠に勝手ではありますが、このサイトが少しでも取材関係者への恩返しになればと思っております。
そして、少しでも馬の発展に繋がればと期待しております。
最後に、この様な素晴らしい経験を出来たのは、馬を研究する「日本ウマ科学会」の会員であればこそと思っております。
もしそうでなければ、到底各取材先に受け入れて頂けるものではなかったと確信しております。
私は、このような自由な発表をさせて頂ける「日本ウマ科学会」に深く感謝しております。
そして、本学会の会員であることを誇りに思っております。
これからも、微力ながら馬の発展に少しでも寄与できたらと思っております。
うま博士(見習い) 2017年10月10日