あなたには、心に残っている絵本がありますか?
あなたの過去の記憶を辿る時、一番昔の記憶はいつ頃でしょうか?
僕は記憶が良い方ではないので、保育園の頃にお昼寝で寝遅れて、みんなで掃除の時間に片隅でおやつを食べていたことと、正門のフェンスで号泣していたことが(理由は?ですが)、最古の記憶です。
そこから、幼稚園では一日の終わり貰う肝油が待ち遠しかった記憶のみで、小学校では一年、二年生の記憶に至っては悲しい事にほぼないのです。
そんなアルツハイマー気味の僕の唯一の絵本の記憶が、小学校3年生ぐらいに読んだ「けんちゃんのおばけ」でした。大人になってから、母親から何度も、この絵本の中の表現を使っていたと聞かされたのも原因かもしれません。
人それぞれですが、人の記憶には限りがあります。
子供達がこれから見る絵本のなかで、もしそのなかに心に残る絵本があるのなら、とても素晴らしいことだと思います。
そして、そのなかの一冊がうまの絵本であったなら、うまたちはきっと大喜びするでしょうね!
それでは、うまの絵本についてご紹介していきましょう!(独断と偏見で、比較的手に入りやすい絵本をピックアップしました。)
ちなみに、日本人が著者であるうまの絵本は、著者が男性の方が多いのです。そして、白馬の登場はなんと1/5より少し多い程度でした。気になる方は参考資料を見て下さい。
(注:著作権の関係があり、amazonの絵本の紹介となります。ただし、本サイトはアフィリエイトサイトや収益を目的としたサイトではありません。)
たまごから生まれたウマ
昔、老夫婦が仲良く暮らしていました。
おじいさんは、山でたきぎをとっては町まで売りに行き、おばあさんは、おじいさんがつらそうなのを見て、ウマを買ってやりたいと思い、朝から晩まではたを織っていました。
ある日、スイカ売りが茶色になりかけているスイカを、ウマのたまごだとおばあさんを騙して売りつけました。
騙されたと怒ったおじいさんは、そのスイカを庭に投げ捨てると、、、!
小さな青い馬
幼い頃にかあちゃんを亡くしたのぼるは、とうちゃんと線路を見おろす小屋に住んでいました。
友達がいなかったのぼるは、山と山の間の素晴らしい草原を、裸馬に跨って走り回ることが夢でした。
のぼるが夏の暑い夜に外へ出て涼んでいると、線路が青白くキラキラときれいな流れのように光っていました。
線路のレールへ駆けつけ、枕木のうえを歩き始めた時、、、